魔界 帝都中央編

極北は既に紹介しましたが。
今回はど真ん中。
K市。

ことわっときますが｢魔｣といっても。
｢悪｣ばかりではなく。
プラス・エネルギｰも。
前回の極北。
警官殺しの交番。その所在、団地は。
パルムドｰル、是枝監督の出身地でもあり。
現場を舞台にした作品もあり。

で。本題の中央にもどしますと。

A大学のアイドル活動中学生が滅多刺しになった現場です。

写真でどこまで伝わるか？ですけれど。

この場所。ライブハウス。異常に不自然。

駅南口からすぐ近くで。武蔵野警察署にはストーカーが付きまとってるから、警備してくれ、要請が出ていて。
会場担当警察署にも連絡がいってたのに。凶行。

自分はたまたま以前、当所に勤めていたためよく知ってるのですが。
目と鼻の先、どころか、凶行現場の並びに警察署があるというロケーション。頼まれなくても、普通に警察関係者が通るメインストリートなのに。なぜ?

桶川の女子大生殺人はその犯行当日、担当刑事が宴会にいそしんでたというけれど。

K市警察は武蔵の警察から連絡を受けていて、自分のところの町内、どころか並びのライブハウスに寄りもしなければ、警備もなしというザマ。手抜きというのかやる気なしというのか、一体、税金で暮らしてる連中、いつなんのために働くんだか。
出勤、帰宅、コンビニの買い物にだって一日何度も通る、通らざるを得ない職場から駅への道なのに・・・。

今は高架になったので減りましたけれど。
自分が働いていた頃。
このM駅。中央線で一番飛び込みが多かったという「魔」も。正確に統計を取ったわけではないのですが。
ここより電車が止まる、自殺がある駅は多分、都内ではなかったでしょう。

「自殺やストーカーなんてどこにでもあるよ」という向きもあるかもしれません。(こんなに死人が出た駅が他にあるかどうか不明だけれど)

でとりあえず地理的条件を挙げ直すと、東京湾から奥多摩まで東西に長い東京のど真ん中、その駅の南口すぐ、がストーカー現場。
同じ距離を北に行くと、自分が働いていた精神障碍者復帰施設。

どうしてここに関わるようになったかといえば。

女性職員が利用者に懸想され、当人暴れまくり。部屋内のあらゆるもの、マンション窓から道路に落としまくるは、刃物振り回すは、大狂乱。大捕り物。被害女性はいられなくなり。
その穴埋めに入ったのがこの自分、というわけです。

K市、あまりに狭くて、住民エゴが強くて、ゴミは出すのに、誰も処理場作らせず。市長がやめ、代りに立った人が「そんなものよそにまかせとけ」発言で元の市長がもどり。
といった行政区も都内、他には見当たらず。

これを魔界といわず、どこに魔があるか。

ありました。

そいつは又、別の機会に。奇怪に。