みたかのみかた
東京の北端から神奈川まで素晴らしい道が出来‼
といいたいところですが。
この所、ここの所、ご覧ください。
立ち退かない一軒があるために。
一件落着とならず。
通る人達は怒ったり、わめいたり。
けれど。お宅には事情があるんでしょう。
粘り過ぎると強制執行になり、買い叩かれる、条件悪い所しかあてがわれなくなる、っていうので。
損得勘定じゃないなんたらがあるんでしょう。
死体が埋まってるとか、石油が出るとか、北の工作員、宇宙人の基地だから交渉相手がみつからない・・・
にしても。
ここ三鷹はなかなかの魔界ぶり。
よそとは違います。
都県境は利害や民族紛争が起こった結果、今日の線引きだから、特殊エネルギｰ、怨念が渦巻くのは当然。
既に紹介した極北魔界や豊田真由子選挙区別れ道他ありまくり。
で、真ん中というのも東西南北からおとしこんでくので平々凡々地帯とは違うのか。
東京だけの現象？
写真の｢道完成一軒残り｣は現在進行形の一例、一件だけど。
過去、｢三鷹事件｣が起き、太宰治が入水、土地出身重信房子が日本赤軍組織、中東に飛び、とよそにはないあれこれ。
隣の武蔵野は吉祥寺を擁し、若者人気抜群、かつては本サロのメッカとして鳴らし、JR連続放火犯、新幹線焼身自殺者在、女子大生リベンジポルノ殺人犯の小屋が店経営・・・とネタの嵐、事件の巣窟。
｢ぶらタモリ｣で取り上げられた際は歴史的意義、意外な側面、でﾏﾙｸ収めてたといいますが。
｢裏たもり｣があるなら魔界として。
話は戻りますが。
最終陳述というやつで、判決前、思いのたけを全部ぶちまけていい、という回。
中東で行った数々のハイジャックや空港襲撃事件、(本人側アラブ陣営からすると「ゲリラ活動」といいますけれど、アメリカ・イスラエルは「テロ」呼ばわり)を説明する他、なぜか弁護士は泣いてるし、閉廷後の会議では美貌でならす娘のメイさんがいるし。
もとより一緒に行ったのが、赤軍派議長今は亡き塩見孝也氏と鈴木邦男氏。
鈴木さんの弟子、見沢知廉さんが当ブログ設置の元を作ったともいえますけれど、彼ら「忘れN人々」については回を改めまして。
裁判膨張は希望者多数だと抽選になりますけれど、その日は最初に誰か並んでて、我々三人がその次、どうにかはいれたのですが、並んでる間、鈴木さんには加藤登紀子さんの旦那さんの話をあれこれ聞いて、勉強になったというか、なんでその話になったのか、思い出せないけれど・・・。
等々、話が枝葉に広がると、一回のブログ欄ではまとまりがつかなくなるので。
本題に戻しときますと。
三鷹の玉川上水沿い。
「山本有三館」があって、ここは太宰が死んだところでもあり。
二人は町内というか、すぐ近くに住んでいた時期もあり、有三が年上。太宰の死後も生きたから、かぶってるわけだけれど。
しかも太宰の師匠井伏鱒二も近所。互いに知らないはずはないんだけれど。一切、山本側にも太宰側にもそれぞれのエピソードなし。
・・・険悪だったのか。もしかしておのおの知らなかったのか。(ありえないけど)。
太宰は井伏を「悪人です」呼ばわりだったから、師匠は一方的に迷惑かけまくられの関係性、険悪どころの話じゃない。だからこそ死後は太宰エピソードで稼げたかもしれないけど。「文豪」だからそんなんでこずかいいらないか。
太宰が金持ち出身、最後はアル中、薬中、不倫自殺なのに対し。
山本有三は代表作「路傍の石」って位で。貧しくも丁稚奉公から身を立て、末は国語界の第一人者に大出世、その屋敷が今も玉川上水ほとりに、記念館として開放されているという、前半後半がひっくり返ったかのような御両人。
みたか、きいたか。三鷹の見方。
