続・言ってる自分が
地震の話もしましたが。
啓蒙すべき報道機関自体が最弱最悪震源の上にある、という。
今回は普段、世間を叩いてる、犯罪やら政治家を悪しざまに言ってる連中がブラック企業というザマ。
交通事故やら、火事やらを伝える時も「現場は野次馬でごった返してます」と喚いてる、お前が邪魔だろう。
ヘリコプターなんか飛ばして、どれだけ迷惑なんだか。
見世物じゃねーぞ。
震災現場に車、乗りつけてどれだけ邪魔してるんだか。被害者、被災者に「今のお気持ちを」。うれしいわけないだろう。家族、知り合い死んでんだから。
◆来た-!北のスパイ◆
私事で恐縮ですが、というかブログなんで、全部私事ですが。
知り合いが北朝鮮で捕まったという出来事がありました。
この人、元日経の記者。
ここで度々登場する見沢知廉さん、その師匠、我が国言論界の第一人者鈴木邦男先生、そして私が並んだ写真を、この人に撮ってもらった歴もあり。
そんな恩がありながら仇で返すようですが。
この人、はっきりいって風采はパッとしない感じ。仮に10人程で飲んでたとしたら、九番目か十番目のまるでダメ男タイプでした。
(NHKラジオで深夜この報を聞いた時は驚き。なにせ知り合いの逮捕、ラジオ・ニュースで流れた、そいつを同時に掴んだ体験初めてだったので。
細かく言うと、実は数日前、その逮捕劇があった現場、すなわちピョンヤンにいた赤軍派議長に聞いてたから彼が捕まったのはNHKより早く知ってたんだけど)。
パッとしないタイプなのに。公安の手先となり、彼の国でスパイ行為を働き捕まったというんだから。{人は見かけによらない}ってこれか?
にしても。おもいっきりビデオ・テープ持ち込んだり。録音してたらテープが切れちゃって、その音で「盗み録り」がバレちゃったり。撮影禁止区域でシャッター切りまくり。フィルム没収されたり。コントじゃないんだから。
エディ・マーフィーのネタで、「全身銃火器装備、テロリストそのままの恰好で空港の検査を受ける男」ってのがあったけれど。
カメラや録音機や、持ち切れないほど目いっぱい北に入れようってんだから。
公安にしてもどでかい既製品じゃなくて。ペン型なんたら、とかライターに仕込んだかんたら、とか「本職」の本物、渡しとけばいいのに。
「スパイ」ってイメージしてたのは違う感じなのに。
ジェームズ・ボンド・タイプだと思ってたのに。
実際は大木ボント・タイプだったとは。
で数年、「招待所」に監禁された後、帰国。
国会にも呼ばれたこの「大木ボント」タイプ。所属してた日経は一切無視。
こんなエグイネタなのに。
自分から乗り込んでって捕まるなんて。なんて珍しい人。
こんな世にも稀なるドジ「スパイ」。報道機関ならノドから手が出る程欲しい材料。
そんな「上ネタ」、まさか自社の社員だったなんて。
誰もが見たい、読みたい「日本スパイ全史 ゾルゲから北の大木ボントまで」なのに。
多分、マスコミ、上司や経営陣は紙面の充実やら「いいネタ拾って来い」が口癖の筈。
自分が当事者となるとなんでほおっかむりなんだろうか?
労基法違反連発、ブラック企業丸出し。NHKやら電通がやらかした時は叩きまくるのに。自分が犯罪者、加害者の場合、逃げ、もみ消し、無視の一手。
こんなんじゃ政治家、役人の不正追及にしたって、誰も答えない、取材に載る必要なし、を自分で名言してるようなもの。
それとは別に、所詮法律、憲法、条例、どの組織も会社も他人攻撃はできるけれど自分じゃ守れないんじゃ?
神社仏閣にしたって、教会にしても聖人君子勢ぞろい、生涯修業にまい進、じゃ経営できないだろうし。
生き残るなら生臭あるのみ。
法律、戒律は破るためにあるのか。
無法、天に通ず。