反批判
毎度、たわいもない話にお付き合いくださいましてありがとうございます。
今回は単純に乗れない主張、という詐欺対策というか、偽善者はあふれかえってるというか。
・・・もっとも知らない同士、深いところまで付き合えないし。
だまされてもしょうがないんいですが。
フェイントやら表面じゃ判断しずらいいくつかの論法論説について。
◇一皮剥くと逆目◇
決して世界平和念願活動やら反核運動ではなく。
よそには持たせない、自分は持ち続けたい、ってな利己主義丸出しなわけで。
「率先して自分は廃棄するから、お前らもやめろ、でないと滅亡させる」ってな姿勢ならどうにかなるかもしれないが。
日本にしても変な反核運動が。
実は反核運動、種類があって。全員が全ての核に反対してるわけではなく。
「イデオロギー関係なく全部なくす派」と対立。
よっていまだに原水協と原水禁。だからうっかり「反核運動に参加するのは素晴らしい」「全人類の念願」なんて思いこんじゃって、参加したり協力すると面目丸つぶれ。
反原発も一緒で。
旗振り役がヘビースモーカーだったり。環境運動に参加すると煙もくもくだったり。
理由をきくと「煙草はインデアンの風習だからすばらしい。原発はアメリカ資本だから許せない」だって。
煙草でなるガンはいい癌。
というわけで。
下手にその手の運動に「共鳴」しちゃうと。これまた自分で自分の首絞める。
ネットでも新興宗教叩きをしてる人がいて。覗いてみると、結局、内ゲバ。
もとは一緒で、「うちは極楽よそは地獄」で罵り合い。
死後の世界を待つまでもなく。生きてるうちから互いに互いを無限地獄落ち確定にしてた、というオチ。
◇批判ポーズ、実は◇
前にも同じような話を書いたかもしれませんけれど。
自民党が「森カケ」やら「災害時に宴会してたツイッターで自滅」やらでへた打ってるのに大人気なのはなぜか。
ここで挙げる理由は二つ。
➀自民党政権を叩いてると。いかにも反自民みたいに見えるけれど。
実はボロボロ政権だったとすると、次の候補はいくらでもいるので。
抱えてた問題クリアー、元気いっぱい支持率さらに上がっちゃうという結果に。
だから「単純政権批判」は自民党全体、官僚支配にとっては最高応援団。
本当に自民党を倒したい、なら対立候補、政策が出せなけりゃ、叩いてるそいつの行動自体、逆目を出してるわけで。
➁交代政党なし。
自民党が落ちるなら、どこが政権につくか、というと。
無し。
だから首相が辞めたり、内閣が倒れてもまた自民党。
小沢氏がいた時代の民主党、小池都知事は惜しい所まで行ったんだけれど。
非自民政権ができてしまうと、あるいはその恐れがあると、官僚もアメリカも叩きに来るから。特に検察は冤罪でひっかけて、権力から追い落とすので。
福島県知事にしろ小沢氏にしろ、まったくの根拠がないネタで追われ、検察のでたらめがばれても、同じことを自民党がやってもお咎めなし。国民、納税者が出した選挙結果、平気でひっくり返してそのまま。税金で動いてる組織が。
結果、今は自民に代わる勢力も党もなし状態に。
民主党は実際政権についたし、いいところまでいったものの、選挙に強い小沢氏を検察と一緒になって追い出しちゃって。弱い連中が残っちゃったから。雲散霧消。
というわけで。
表面上、攻撃してるように見えて、実はそいつがスパイだったり、応援勢力だったり、攻撃対象よりみっともないのが攻撃してれば、見てる人々は反感買うから、ほめ殺しになるは、逆効果しか出ないは。
批判が批判のまま、対象の評判を落とすとは限らず。自縛自「爆」もあれば、陰謀、内ゲバ、もあり。
宣伝や他人の御託、へたに乗れないというお話でした。